MENU

vol.3 心地よい部屋づくりのヒント

vol.3 心地よい部屋づくりのヒント vol.3 心地よい部屋づくりのヒント
実用性と機能美を兼ね備え、

実用性と機能美を兼ね備え、 多彩なシーン、ライフスタイルにも対応できる ダイニングルームをご紹介します。

 ダイニングルームに目を向けると、普段の食事に限らず、来客時のおもてなし、家事の作業台として、また子どもの勉強の場としてなど用途はさまざまです。インテリア計画では何に重点を置くか優先順位を決めるといいでしょう。
 たとえば、共働きで外食が多いご夫婦の場合。くつろぎの時間に重きを置いて家具はソファとリビングテーブルだけに絞り、そこで食事もするように割り切ってみます。これがリビングとダイニングを兼ねる合理的な発想になり、結果、家具の種類を減らすことで床面に余白ができ、視覚的なゆとりが生まれます。理想のダイニングルームは、ライフスタイルと家族の成長や変化にあわせてフレキシブルに考えたいものです。

1 キッチンとの関係を考えてテーブルの配置を決める
1 キッチンとの関係を考えてテーブルの配置を決める

食事をするためのテーブルの位置と向きが、ダイニングルームの居心地良さの決め手になります。まず、キッチンとの行き来がスムーズにできる場所を選び、良い景色を見ながら食事ができるようなテーブルの向きを検討します。調理したお料理を運んだり片づけたりすることを考えれば、キッチンとは短い動線でつなぐと効率的ですが、調理後の散らかった様子が視界に入ると落ち着かないので、アート、植物を飾ってフォーカルポイントをつくるなど、できるだけ眺めの良い場所をつくりたいもの。お客様には、一番良い景色が見える席や、空間にゆとりが感じられるような席に座ってもらい、心地よい時間を過ごしてもらえるように配慮しましょう。

2 テーブルの種類とサイズ、デザインを決める
2 テーブルの種類とサイズ、デザインを決める

食事をするための空間では、床に座るスタイルにするのか、椅子を使うのかを検討します。次に、使う人の体格や、人数によって座卓やダイニングテーブルのサイズを決めます。床座は、あぐらや横座りの際の幅を想定したサイズ(75~80cm程度)、椅子を使うダイニングテーブルの場合は、軽く肘を張って食事をするときの幅(約60cm)にゆとりの寸法をプラス。テーブルの天板は、長方形や円形など、さまざまな形状のなかから候補になるデザインを選びます。空間を有効に使いつくせるようなサイズとデザインのテーブル選びができればきゅうくつにならずゆったり暮らせるので、じっくり検討しましょう。

3 人の動きを想定した動作寸法を確保して快適性アップ
3 人の動きを想定した動作寸法を確保して快適性アップ

落ち着いて食事をするためには、さまざまな動作を想定したゆとりの寸法が欠かせません。テーブルを中心に考えたとき、人が座って食事をする動作のほか、料理を運んでテーブルにセットする動作のための寸法や、食事中の人の後ろを誰かが通ることなどを想定した寸法を確保しましょう。料理を運ぶ人は、トレーなどを持って肘を張った状態の寸法を計測。なおかつゆとりの寸法も見込んでおくと安心です。狭い空間を効率的に使いたいとき長方形のテーブルを、空間に余裕があれば、円形を選んでもいいでしょう。

ダイニングテーブルを選ぶなら
ダイニングテーブルを選ぶなら

家族や友人が集まり食事を楽しむダイニングスペースは大切なコミュニケーションの場。ダイニングテーブルはその中心となるキーアイテムです。素材や仕上げの特性や種類などを知っておくと、どんなスペースにしたいか、目的に合わせたテーブル選びが可能になります。

ダイニングテーブル各部の名称と役割
ダイニングテーブル各部の名称と役割
使い方に合わせて選びたい仕上げと形

木製テーブルの場合、汚れがつきにくく拭き取りやすいウレタン塗装、風合いを活かすオイル仕上げなど、塗装によって印象ががらっと変わります。手入れの仕方も異なるので、素材とともに、仕上げ方法を吟味。また、長方形、正方形、円形、楕円形など、部屋の形状と人数に合わせて形を決めましょう。

How to Choose
多彩なシーンにも対応する、スライディングテーブル

食卓としてまたデスクとして、色々な用途で使用されるダイニングテーブルは、使い勝手を考えて大きめのものを選ぶのがいいのか、あるいは部屋の占有率を考えて必要最低限のものを選ぶ方がいいのか、悩むこともあるのでは?
そんな悩みを一気に解消してくれるのが伸長式のエクステンションテーブルです。開閉式や天板を追加するタイプなど、ライフスタイルを吟味して選びましょう。

スタイリストのおすすめピックアップ
秡川寿美礼(はらいかわ すみれ)
監 修
秡川寿美礼(はらいかわ すみれ)

心地良い住まいづくりとインテリアを提案するインテリアコーディネーター。(有)エル・エル・プランニング代表。著書に『住まいのインテリア設計』(秀和システム刊)。『HOUSE STYLING』ホームページ内(www.house-styling.com)にて『プロが教えるセンスのいい部屋づくり』好評連載中。

トップ

Copyright(C) THE SANKEI BUILDING Co., Ltd. All Rights Reserved.